大学受験対策

大学受験対策

岡ゼミ個別スクエアでは、大学の入試種類別の受験対策を高校生の皆さんにご提供しています。下記は、各受験対策についてまとめましたのでぜひご覧ください!

国公立大学入試について

国公立大一般入試は原則2回、最大3回の受験出来る!

国公立大の一般入試では、センター試験後、志望大に出願し、各大学の2次試験(個別学力検査)を受験します。合否は、センター試験と2次試験の総合点で判定されます。2次試験は各大学が前期日程、 後期日程の二つの日程に分けて入試選抜を行う「分離・分割方式」で実施されます(※1)。
受験生は、日程ごとに出願校を変えることも、同じ大学を続けて受けることも可能です(※2)。
また、一部の公立大では中期日程を設けているところもありますので、これらを併せると最大3回の受験チャンスとなります。

※1 前期日程の募集人員の割合が高い大学が多く、また後期試験を廃止、縮小する大学も増えています。
※2 前期日程で合格した大学に入学手続きをすると、中・後期日程の受験資格はなくなります。
・現在最大3回のチャンス、そして推薦枠も増加!
 センター試験後に行われる各大学の2次試験は、前・中・後期の3日程で実施(※3)。
 多くの国公立大でも推薦・AO入試が導入されている。
※3 難関大を中心とする国公立大で後期日程を廃止、縮小する傾向があります。

入試の流れ

1月中旬大学入試センター試験
5教科の中から、志望大が指定する科目を受験します。多くの国立大が5教科7科目以上を採用しています。
1月下旬~2月初旬2次試験(個別学力検査)出願
センター試験を自己採点し、2次試験の各日程の出願校を決めて出願します()。
前期日程で合格した大学に入学手続きをすると、中・後期日程の受験資格がなくなるため、原則として前期日程で第1志望大を受験します。
2月下旬~前期日程
原則として第1志望大を受験します。多くの場合、2~4教科の記述式試験です。
3月初旬~中期日程
一部の公立大で実施されています。
3月中旬~後期日程
小論文や総合問題、面接などを課す大学が多いのが特徴です。

国公立大学入試Q&A

どうやって合格が決まるの?

基本的には、センター試験と2次試験の総合点で合否が決まります。センター試験と2次試験の配点比率は大学・学部ごとに異なります。また、一部の大学では、センター試験の成績が基準を満たさないと不合格とする二段階選抜を採用していますので、 大学発行の募集要項で事前にしっかりと確認しておく必要があります。
センター試験と2次試験の配点比率は募集単位によって異なります。

入試には何教科必要なの?

近年のセンター試験では5教科7科目以上を課す国公立大が多くあります。また一部の難関医学部では、 理科を3科目(物理、化学、生物)課しているところもあります。子どもが国公立大受験を考えているようであれば、 5教科まんべんなく、苦手科目を作らないよう学習プランを立てるよう気を配りたいものです。
大学入試センター試験で5教科7科目以上を課す国立大
国立大ではほとんど5教科7科目以上必要です。公立大は全体の36.9%の大学、33.1%の学部が5教科7科目以上です。 出典:「平成27年度国公立大学入学者選抜の概要」文部科学省(平成26年7月末現在の数値)

私立大学入試について

私立大一般入試の基礎知識

私立大=3教科型受験とは限りません。私立大の入試方式は多様化へ
保護者のみなさんが大学受験されたころは、3教科型で受験チャンスは1回のみ、という私立大が多くありました。しかし最近は一つの大学・学部に複数の受験方式が存在する場合がほとんどです。従来の3教科型に加え、2教科だけで受験できる方式や、特定の科目の配点を高く設定し、 受験生が得意教科を生かせるようになっている方式、センター試験を利用して受験する方式などがあります。 また、学内併願ができるよう入試日をたくさん設けている大学・学部も増えています。 複雑に見える現在の私立大の一般入試ですが、選抜方法は大きく分けると、下記のように分類できます。

1.大学独自の試験を課して、その結果で選抜
2.センター試験利用入試
(1)センター試験のみで選抜
(2)センター試験と個別試験の結果を総合して選抜
子どもが受験する方式がどれに当てはまるのかを知っておくと安心です。

センター試験利用入試

センター試験利用入試は、センター試験の成績によって合否判定が行われる私立大の入試のことです。
現在、私立大の8割以上の大学で行われているメジャーな方式となっています。
センター試験利用入試には、センター試験のみで選抜する場合と、センター試験と個別試験の結果を総合して選抜する場合があります。また、ほとんどのセンター試験利用入試では一般入試との併願が認められています。

センター試験利用入試のメリットとデメリット

メリット
センター試験の結果のみで複数の大学に出願が可能
受験生の負担が少なく受験チャンスが増える。
国公立大とも併願しやすい。
センター試験は地元で受験できる
遠隔地まで受験に行かずに済む。

デメリット
募集人員が一般試験に比べると少なく、出願する受験生は多い
高倍率の選抜になる可能性が高く、合格ラインも高くなる傾向がある。
センター試験受験前に出願期限がある「事前出願方式」の場合も 早めの志望大決定が求められる。

全学部日程

全学部・全学科が同一の問題を使って、同日に一斉に行う試験のことです。
一般の試験日程と組み合わせて同じ大学の同一学部を2回受験することも、別の学科を受験することも可能です。

地方試験

大学の所在地以外の地方で受験できる試験のことです。大学ごとに実施場所や日程が異なりますが、時間とお金を効率的に使うためにも活用したい試験です。

試験日自由選択制度

学部・学科ごとに複数日設定された試験日を自由に選択して受験する選抜方法です。
同一の学部・学科を連日受験したり、別の学科を受験することも可能な場合がほとんどです。

後期日程・3月入試

2月下旬~3月上旬にかけて行われる試験で、それまでに合格できなかった場合の再チャレンジ試験として利用される場合が多い方式です。募集人員が少ないため、高倍率の入試になる傾向があります。

私立大一般入試の流れ

個別入試(大学独自の3教科型などの入試)⇒合格発表(2月~3月)
センター試験利用入試(センター試験のみで合否決定、センター試験と個別試験の総合判定で合否決定) ⇒合格発表(2月~3月)
私立大のセンター試験利用入試の出願期間は、大学・学部によってさまざま。センター試験前に出願締め切り日が設定されている場合もあるので、注意が必要。

指定校入試について

推薦・AO入試の基礎知識~今や私立大は約5割が推薦・AO合格者~

高校入試と同様、大学入試でも推薦入試での合格者が増えています。
今や、私立大入学者の約5割が推薦・AO入試での合格者となり、一般入試と並ぶメジャーな方式となっています。
推薦入試には、大きく分けて「公募制」と「指定校制」があります。
公募制推薦入試の場合、大学が求める出願条件を満たし、高校長の推薦が得られれば、高校を問わずに出願できますが、 指定校制推薦入試では、大学が指定した高校の生徒のみに出願資格があります。
私立大では「公募制」「指定校制」の両方を実施している大学が多く、多くの場合、高校の成績(評定平均値)と、 面接・小論文などによる人物評価などによって、合否が決まります。
国立大は、原則として「公募制」です(公立大の場合は、出願資格を県内・市内の高校に限るなどの条件がある場合も)。 また、国立大の場合は、推薦入試であってもセンター試験を課しているところが多く見られます。
推薦入試では、他大学との併願を認めない「専願」が条件になっていることも多く、国公立大はほとんどが「専願」となっています。
私立大の公募制推薦の中には「併願」がOKな大学もありますが、指定校制推薦では、原則として「専願」となります。 しかし、万が一不合格だった場合に、同じ大学・学部の一般入試に再チャレンジすることは可能です。
AO入試は面接・小論文、志望動機や学部・学科に対する適性、入学後の意欲などで総合的な人物評価を行って選抜する方法です。
これまでは、学力試験がなく学校の成績の基準も緩やかなのが一般的でした。しかし、近年では文部科学省の方針を受け、 学力の基準を新たに設ける大学も増えています。 また国立大は、AO入試であってもセンター試験を課しているところが多く見られます。なお、AO入試の場合、その大学への入学意欲も選抜基準の一つとなっていることが多く、「専願」がほとんどです。

推薦・AO入試は子どもの適性に合わせて選択!

1.公募制一般推薦入試

高校の指定がなく、各大学の出願条件を満たし高校から推薦書がもらえれば、だれでも受験できる推薦入試です。
主に高校での学業成績が問われるので、日々の学習で成果を出している場合はオススメです。
選抜方法は、書類審査のほかに面接や学科(能力)試験、面接、小論文など。
ほかの推薦(AO)入試に比べると募集人員が多いのも特徴です。

対象となる方、向いている方⇒「苦手科目が少なく、評定平均値が高い」、「コミュニケーション力、論理的思考力がある方」

2.公募制特別推薦入試

評定平均値が出願条件となる場合が多い公募制一般推薦と異なり、特別推薦は、スポーツや文化活動などの実績を持っていることが条件となります。
自信を持ってアピールできる実績がある受験生にオススメな選抜方法です。
大きく分けて「スポーツ推薦」「文化活動推薦」「自己推薦」の三つがあります。
スポーツ推薦や文化活動推薦は、全国・都道府県規模の大会での上位の成績や地域団体からの表彰などの実績があることが条件で、高校からの推薦書が必要です。自己推薦は、高校からの推薦書は不要で、 生徒会活動や取得資格、ボランティア活動なども評価対象になります。

対象となる方、向いている方⇒「部活動などで実績がある」、「リーダーシップなどを発揮した活動実績がある」 「自分の個性や才能を発揮する努力をしている」

3.指定校制推薦入試

大学が特定の高校を指定して実施する選抜方法です。出願希望者は、高校の中での選考を経たうえで高校の代表として出願。 出願後の合格率はほぼ100%ですが、募集人員が少なく、校内選抜を経て推薦枠を手にするのは狭き門です。
校内選抜では、日々の学習や部活動、生活態度など、3年間の高校生活を高校の先生が総合的に評価します。
なお、大学での選考は小論文と面接のみの場合が多くなっています。合格後は高校の代表として入学するので、気を抜かずに大学生活を送ることが求められます。

対象となる方、向いている方⇒「日々の授業を大切にしている」、「生活態度がよく積極的に高校で活動している」、 「志望大をめざす強い意思と意欲がある」

4.AO入試

AOとは、アドミッションズ・オフィスの略で、大学側が求める学生像(アドミッション・ポリシー)に合っているかどうかや、 学びへの意欲や関心、適性を重視して選考する入試。選抜方法は大学ごとに異なりますが、いずれも強い志望動機が必要です。 選抜方法は大学ごとに異なりますが、大きく分けて面接重視型と論文重視型があります。 どちらの場合でも、その大学の志望理由や入学後の目標などをまとめた志望理由書が必要です。 AO入試では、受験生の人格や意欲や目標と、大学が求める人物像が合っているかをじっくりと時間をかけて選考されるのが特徴です。

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