師走

師走

エントリー投稿日:2017/12/06
今年もあと1ヶ月で終わりますね。
子供の頃は12月が来るとサンタさんが思い浮かびましたが、今では時の流れの速さに愕然としてしまいます。
確かに小学生の頃は1日が長く長く感じられたのに、なぜ今はこんなに1年が短いのでしょうか。
気になったので調べてみました。

その1.ジャネーの法則
「生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢に反比例する」
30歳の方なら30分の1、50歳の方なら50分の1の長さになります。
今の僕は1日の長さを20歳の頃の半分に感じているわけです。

その2.経験による処理速度向上説
「新鮮な経験が多いほど、時間の経過は長く感じる」
子供の頃は見るもの聞くもの未経験のことが多く、その分たくさんの出来事があった(=時間が長い)と感じる。
大人になると経験によって処理できることが多くなり、その分、新鮮さや強い印象が薄くなる。
ちなみに感動することも少なくなります。(僕だけでしょうか)

その3.心拍数の法則
「子供は心拍数が高いので時間感覚が早く、年を取るたびに低くなるので時間感覚が遅くなる」
小学生と40代と70代で時計を見ずに5分を計ってもらう実験を行ったところ、小学生は1分強で5分と感じ、
40代で8分、70代は10分以上を5分と感じていました。しかし、軽くランニングをした後は心拍数が上がるので、
40代で4分、70代で5分と見事に時間感覚が短くなっているという実験結果もあります。
確かに昔はカップ麺を作るとまだ固いことが多かったのですが、今では伸びてしまうことが増えました。

他にも諸説あるようですが、代表的なものを集めてみました。
ジャネーの法則は逆でなくてよかったと思いました。
やはり青春時代を長く感じられるほうが幸せそうです。
経験イコール記憶(インプットした量)と考えると、子供はまだまだたくさんすることがありますね。
心拍数は興奮すると高くなり、退屈すると低くなります。
楽しい時間があっという間にすぎるのはこのせいですね。

長くても短くても、1年は365日、1日は24時間です。
この瞬間も過ぎて行く時間を大切に感じ、残り少ない2017年を有意義に過ごしたいと思います。

大津校 山下

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