継続は力なり

継続は力なり

エントリー投稿日:2017/05/25
みなさん中間テストお疲れ様でした!
この2週間はしんどかったと思いますが、人は何か目標があるほうが頑張れると思いませんか?

私は毎年今ぐらいの時期になると決まってある目標を立てます。
それは夏までに体を鍛えることです。
この目標が達成されたことはまだありませんが、今年こそはという気持ちで最近筋トレとランニングを始めました。
動機は単純で、夏になると娘と息子を連れてプールや海に行く機会が増えるからです。
近頃は二人とも生意気で「パパガリガリやなw」とか馬鹿にしてくるようになりました。
私自身も一度くらいはたくましい体になってみたいという願望もあり、人間やればできるということを子供にみせるチャンスです。

正直なところ、腕立て伏せや腹筋運動は辛いだけですぐ挫折しそうになります。
ランニングも走り出せば気持ちいいのですが、それまでの心の葛藤に打ち勝つのは容易ではありません。
毎日どちらかは必ずやるという比較的甘いルールを定めて頑張っていますが、当然すぐに結果が出るわけもなく今にもやめてしまいそうです。
これは勉強によく似ていると感じました。
続ければ必ず今よりもいい結果を生むとわかっていても、日々努力を継続させることは並大抵のことではありません。
しかし、いつも結果が出る前にやめてしまうのはどうなんでしょうか?

話は変わりますが、私は小学2年生のときにスピルバーグ監督の『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』を観てから映画が大好きです。
高校2年生のときに観たタランティーノ監督の『パルプフィクション』で今も忘れられない印象深い言葉があります。
ざっとあらすじを話すと、ブルース・ウィリス扮する落ち目のボクサーがマフィアのボスから八百長試合を持ちかけられます。
その時にマフィアのボスがブルース・ウィリスに言った台詞です。
「人は皆歳をとると自分もワインのように熟成していくと思っているが、本当は酢になっていく奴ばかりだ。賢い人間はそれを知っている。お前は賢い男だ。」
意訳するとこうなります。「君のボクサーとしてのピークは過ぎているから、この試合はわざと負けなさい。そうすればお互い幸せになれますよ。」
ボスの言葉を聞いて、高校生だった僕は衝撃を受けました。なぜならその当時はまだ成長期だったこともあり、歳をとる=熟成する(大人になる)だったからです。
30代最後の今、ボスの言葉が重く心と体にのしかかります。20歳を境目に人間の体は老化し始めます。そりゃ普通にしてたら酢になっていくだけです。

中身は外見より大切です。見た目は子供、頭脳は大人!でお馴染みの名探偵コナンくんが、逆だったらどうでしょうか?
たったひとつの真実見抜くどころか、すぐにだまされてしまいそうですね。
ワインのように熟成していく人生を望むのであれば、それ相応の努力は絶対必要です。
幸いみなさんの体は老化とはまだまだ無縁ですので、今はしっかり内面(頭脳)を鍛えましょう!
1ヶ月もすれば期末テストです。今回の中間テストで結果が出せなかった人はこれからの1ヶ月は努力を継続させてください。

パルプフィクションのブルース・ウィリスは試合に勝ちマフィアから逃げることを選びます。(偶然ですが対戦相手は死んでしまいます)
私も老化と戦いながら自分の可能性を試してみようと思います。

大津校 山下

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