グラフにしてみると

グラフにしてみると

エントリー投稿日:2016/11/22
勉強の秋ですね。期末テストに向けて、しっかり勉強していますか?

普段勉強していない生徒さんも、必死に勉強していることと思います。
「テスト前だけやってもダメ!」と言うご意見がどこかから聞こえてきそうですが、やらないよりは、やったほうが良いに決まっています。
今回は、それをグラフで確認してみたいと思います。


まず、横軸は中学の3年間を表しています。左端は中学入学時点、右端は中学卒業時点です。縦軸は勉強の到達度です。勉強時間と言い換えても良いですし、合格できる高校のランクと言い換えることもできそうです。

青は週2日ペースで勉強している人、赤は週4日ペースで勉強している人、橙は週6日ペースで勉強している人です。当然のことながら、やはり中学卒業時点の到達度が大きく異なります。

あまりにも当たり前のグラフなので、無味乾燥に感じるかもしれませんが、高校入試と関連付けると違った見方ができそうです。

例えば、縦軸の750ポイントを難関高校合格ラインとし、500ポイントを中堅公立高校合格ラインとし、250ポイントを公立高校に合格できるかどうかの境界線と見れば、グッと現実味を帯びてきます。

実際は違うかもしれませんが、週6日ペースで勉強している人は中2の終わりで中堅公立高校に合格できる力を備えていると読むことができます。

では本題です。週2日ペースで勉強している人は中堅公立高校には合格できないのでしょうか。

いえいえ、そんなことはありません。テスト前と夏休みだけやればいいんです。実際にグラフで確認してみましょう。


緑がそのグラフ。普段は週2日ペースで、期末テストのある6月と11月、そして夏休みの8月、この3ヶ月だけ週6日ペースで勉強した場合です。


意外にも、中学卒業時点で中堅公立高校合格ラインに到達しています。3年間週2日ペースで勉強した場合は公立高校に入れるかどうかの瀬戸際だったのが、まさかの飛躍です!

「テスト前だけやってもダメ!」とは言い切れないグラフとなりました。

さてさて、空想にふけるのはこれくらいにして、生徒のみなさんは期末テストに向けて目の前の一問に集中しましょう。

当たり前のことですが、「何時間勉強しても、事足りることはありません」。勉強にやり過ぎはないのです。【足るを知る】ことは大切ですが、勉強において足るを知ってはいけません。

できないことをできるように、できることはもっと早くできるように。さぁ、取り掛かりましょう。

曽根校 大坪
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