今年のプロ野球を見て思ったこと

今年のプロ野球を見て思ったこと

エントリー投稿日:2016/10/22
昔ほどプロ野球を見ることは無くなっていたのですが、今年は大変興味深く楽しませてもらいました。
その要因は、投手・野手の二刀流の日本ハムの大谷選手です。
球界の常識を変えていく、ブレイクスルーしていく様子が実に面白かったです。

この面白さはもちろん簡単に生まれたものではありません。
投手・野手の両方を行うことに、大多数の意見が投手に専念するべきでした。
数多くの経験からくる先輩方の意見に間違いはないでしょう。
その意見に従い練習をしていけば、効率よく間違いなく歴代の偉大な選手たちに並ぶ存在になったでしょう。
ただ、今年の活躍のように、誰も真似できることのない唯一無二の存在になれたかは疑問です。

また入団のためのドラフト会議では、本人の大リーグ希望という経緯があったこともあり、獲得希望をした球団が12球団中1球団だけ。
もししたら日本のプロ野球に在籍していなかったかもしれない。

色々な周りの意見に左右されることなく、ここまで継続して実行してきたことは、本人だけでなく選手や監督、球団その周りに携わった方々の理解と協力があったから、だだ1球団だけでも、日本の球団の中に大リーグに勝る魅力的な提案をした人にいた。
そんな数々の奇跡が重なり、今年の活躍そしてブレイクスルーに繋がったと思います。

日本のどんな組織にも、無理と思えるチャレンジする人がいて、それを理解し後押ししてくれる人がいる。
そんな人々が、新しい発見や新しい道を作っていくような気がします。

成熟した資本主義経済では、ブレイクスルーを起こすことは大変難しくなっていますが、生徒たちには、ぜひそのような人々になってくれることを願います。

龍野校 曽谷

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