国語の勉強

国語の勉強

エントリー投稿日:2016/06/21
今週からいよいよ期末テストが始まりますね!
1学期最後のテストだけにみなさんの力も入っていると思います。

中間テストが終わった後に、三者面談を実施し、中間テストの反省と期末テストに向けて話し合いました。
ほとんどの方が英語・数学・理科・社会で点数を伸ばしている一方で、国語の点数があまりよくないのが気になりました。

そこで生徒さんに国語の教科書を学校の授業以外で何回読んだか質問してみました。
その答えは驚きの0回でした。

他の教科ではありえないと思います。
テスト範囲の内容さえ読まず、ワークを1~2回程度解くだけでは納得のいく点数を取るのは難しいでしょう。
あきらかに勉強量が不足していますし、勉強方法が間違っています。

私が高校生のときに、現代文の授業で特に思い入れがある小説が2つありました。
井伏鱒二の『山椒魚』と夏目漱石の『こころ』です。
両方とも1回読んだだけでは登場人物の心情がよく理解できず、気になって何度も読み返したのを覚えています。
そのかいもあってか、そこのテストはよくできていた覚えがあります。

今みなさんが使われている教科書もおもしろい文章がたくさん載っています。
その文章をきっかけに知らない言葉や知識、考え方を知れば必ず人生は豊かになります。
1回読んだだけでは気づかないことがたくさんあり、2回、3回と読むことで感じ方も違ってきます。

今の世の中はファストフード、ファストファッションといった時間がかからずお手軽なものが人気です。
しかしファストラーニングはできません。
勉強の基本ははじっくり何度も読み返すことです。

部活や他の教科の勉強でなかなか国語の教科書を読み返せない方へ朗報です。
岡村ゼミナールでは速読教室を運営しております。
忙しい方ほど文章を速く読む力をつけていただいてはいかがでしょうか。

大津校 山下

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