言葉も機械もどんどん新しく

言葉も機械もどんどん新しく

エントリー投稿日:2015/07/11
こんにちは。
先日,生徒が「ふいんき!ふいんき!」と言っていたので,「フンイキ」だよ,と教えてあげると「言いにくい!」と一蹴されてしまいました。曽根校小林です。
きっと近い将来,"スマートフォン"で「あれ?変換できないぞ?」という体験をして身に付くのでしょう。

さて,このような,本当の音の並びではないけれど,言いやすいように音の並びを変えることを音位転換(metathesis:メタセシス)といいます。
普段当たり前のように使っている『新しい』という言葉。実はこれも音位転換の例で,昔は『アラタシ』と言っていたそうです。
実際に,『気持ちを新たにする』などと言ったときの『新た』はアラタと読みますもんね。
もしかしたら私たちが「あたらしい!あたらしい!」と言っているのを聞いて,ご先祖様が「それはアラタシと読むんじゃぞ」と思っているかもしれませんね。
今年のお盆は"携帯電話"片手に,「あたらしい」がちゃんと「新しい」に変換できる所を見せてあげようかなと思います。

曽根校 小林

お電話でのお問い合わせ、フォームからのお問い合わせ・資料請求はこちらから!

アーカイブス