春からの英語学習

春からの英語学習

エントリー投稿日:2021/03/27
こんにちは、 綿町個別校の和田です。来週からいよいよ新学期がはじまります。今年は桜の開花も早く、既にゴールデンウィークのような陽気ですが、新学期の準備はもう出来ましたでしょうか。

今年は中学生の教科書改訂により各科目いろいろと変わりますが、その中でも大きな変化があるのが英語と言われています。

具体的に何が変わるのかと言うと、まず単語の量が多くなります。
皆さん、中学3年間で習うとされている単語の量はご存知ですか?去年まではおおよそ1200語でした。では今年からは?

答えは“1800語”です。

ざっと1.5倍ですね。今までは小学生で習う単語もノーカウントで中学生になったら一からまた学習していましたが、今年からはそうもいきません。ある程度の単語は知っているだろうという上で中学の英語学習が始まるのです。そして教科書自体の内容も難しくなり必然的に覚える単語は増えるというわけです。
そして文法も学習範囲が大きく増えます。今までは高校内容だった以下4つがこれからは中学内容になります。
・現在完了進行形 ・原形不定詞 ・感嘆文 ・仮定法
現役高校生でも「何だっけ?それ?」となりかねない項目のこの4つ。正直どの項目も高校生でも苦手な人が多い範囲です。これをこれからは英語習いたての中学生が学習していかなければなりません。

極めつけは4技能の習得を目指す学習。つまりはスピーキングまで今後成績の評価対象になるということ。「聞く」、「読む」、「書く」、「話す」で4技能。今まで「話す」ことが苦手だといわれ続けた日本人をグローバル人へと育てるべく、スピーキングまで含めた指導を開始するわけです。

教科書が変わって、単語も文法も増えて、その上スピーキングまでって。いったいどう勉強したらいいの?と頭を抱えてしまいますよね。

しかし、難しくなったからといって臆することはないと思います。語学の学習は基本毎日コツコツを続けるのが一番の近道です。
1日10単語は覚えられるかもしれませんが、1日に100単語覚えるのはなかなか難しいですよね。中3の1年間で1800単語覚えるのは大変だけど中1からコツコツすれば意外と覚えられるのではないでしょうか。

単語を覚える時に発音をしながら(もちろん正しい発音で)あるいは教科書の本文を声に出して読みながら新出単語を覚ええれば自然とスピーキング力もリスニング力もついてきます。大切なのは毎日コツコツ続けること。

3年間を見ると覚えるべきもの、学ぶべきものは多くなっているかもしれませんが、新しく学ぶその日その時にきちんと学習していけば、1日に学ぶ量の差は許容範囲内ではないでしょうか。

小さな努力を積み重ねていきましょう!

綿町校 和田

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